こんにちは。何年も前から書こうと思っていた主張です。(重い腰を上げて。)
GitHub などで作成したリポジトリは積極的にアーカイブしましょう。
リポジトリのアーカイブの意味は GitHub Docs の リポジトリのアーカイブ で明言されています。
リポジトリをアーカイブし、すべてのユーザに対してリードオンリーとし、アクティブにメンテナンスされなくなったことを示すことができます。
多くのコントリビュータが参画しているような活発なリポジトリ以外は「可能性の段階」でアーカイブにしてしまっても良いのではないかと考えています。
アーカイブは解除ができます。アーカイブ後に更新したくなった場合はアーカイブを解除すれば済むのです。
アーカイブの状態がデフォルトでも良いくらいです。理由は以下の通りです。
- 善意の
Issues
,Pull requests
などが無駄になる。 - どの
Fork
が本流か惑わせる。 - あなたは明日死ぬかもしれない。
1
のあなたの遣る瀬ない気持ち。とても共感します。世界で一体どれほどの労力が無駄になったのでしょうね。
2
は例えば ibus などです。Fork
元の ibus は最終コミットが14年前でアーカイブされていません。
そもそもリンクのFork
先が本流なのか絶対の自信が持てません。Fork
したリポジトリもアーカイブ(又は削除)できます。Fork
しっぱなしは止めましょう。
3
は言わずもがな。気持ちがあっても肉体を失えばメンテナンスができません。
アーカイブはひと手間かもしれません。しかしそのひと手間で将来的に救われる人がいるはずです。
次々にリポジトリを作って開発するのは楽しいかもしれませんが、一旦気を静めて過去を整理してみてはいかがでしょうか。
✍ぼやき
コミットの頻度が微妙にあるリポジトリを毎回アーカイブするのは流石に手間です。よって防ぎきれません。
「〇年コミットの無いリポジトリを自動的にアーカイブする機能」で解決しそうですがどうなんでしょう。